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田舎起業、と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
田園風景を眺めながらのんびりと社長業をやるような、そんなイメージを持たれる方も、もしかするといらっしゃるのかもしれません。
特に子育て中だったりすると、田舎でのびのび暮らしたいな、と思われることもあるでしょう。
この記事では、田舎企業が気になっている方に、そのメリットやデメリット、成功の秘訣を紹介します。
【参考】起業・副業を支援するビジネスは儲かる?その訳と事例を解説
田舎起業が注目を集めているワケ
コロナ禍における働き方の変化や地方創生、活性化など国や自治体の施策の拡大により、近年地方へ移住し事業を始める「田舎起業」が注目を集めています。
「起業=首都圏でするのが良い」という認識が以前まではありましたが、ワークスタイルの多様化に伴いその価値観が見直されつつあります。
田舎起業のメリット・デメリット
まず、田舎起業のメリット、デメリットを見ていきましょう。
田舎起業のメリット
①都市部と比べて初期費用を抑えられる
田舎起業の最大の魅力は初期費用を抑えて始められることです。
事務所や店舗を構える際の保証金などは首都圏に比べて圧倒的に割安であるため、なるべくコストをかけずに事業を始めたい方には大変おすすめです。
また、過疎化が深刻な自治体においては、一定条件のもと無料で空き物件を貸し出していることもあります。
②固定費があまりかからない
初期費用に加え、人件費や家賃、光熱費、その他生活費など固定費も都市部ほどかかりません。
特に、人件費や家賃は大きいと言えます。
更に、井戸水を引いているエリアではほぼ無料で水道を利用できます。
また、地元の農家や漁業、畜産関係の方とのつながりができれば、地元の食材をお裾分けしてもらえることもあるため、生活費の節約になることもあります。
③補助金、助成金が充実している
国や各自治体では、起業の促進や雇用の確保などを目的とした施策として、起業家や新規事業向けの補助金、助成金支援を随時行っています。
特に地方エリアにおける過疎化の食い止めや移住プロジェクトの一環として資金提供を行う自治体が増えてきているため、首都圏よりも地方で起業した方が金銭的負担を最小限に留められます。
補助金、助成金を積極的に活用すれば初期費用をさらに抑えられ、スムーズに事業展開ができるでしょう。
④競合他社が少ない
田舎起業の場合、ライバルや競合他社が少ないこともメリットの一つです。
首都圏は確かに人が多くビジネスチャンスも豊富ですが、競合同士がひしめき合っているが故にたとえ需要があっても供給過多になり廃業に追い込まれるリスクが高まるのも事実です。
ライバルが少ない田舎で起業し、需要のあるサービスを提供できればその地域で確固たる地位を築けるでしょう。
田舎起業のデメリット
①人口が少ない
田舎の場合、もともと人口が少なく顧客が集まりにくいという難点があります。
特に飲食店や小売業などは、現地に顧客がいないと成り立たないことから、そもそも田舎起業として新たに始めるにはなかなかハードルが高い業種、業態もあります。
起業する際にはどんな事業が向いているのか、どんなサービスが求められているのか、その見極めをしなければなりません。
②トレンドや社会動向の把握が難しい
また、トレンドや社会動向を把握しにくいこともデメリットの一つです。
メディア等を活用し事業主自ら情報を集められたとしても、地域住民にまで十分に浸透していない場合、今注目されているサービスを提供してもあまり意味がないかもしれません。
③アクセスが悪い、インフラが整っていないことも
アクセスが悪い地方エリアで事務所を構える場合、来客の際や取引先への営業など何かと不便が生じることがあります。
また、そもそも通信設備などインフラが十分でないエリアでは、設備を整えるための投資が別途必要なケースもあります。
【参考】いきなり起業?卒業後に就職せず突然起業するリスクと心構え
田舎起業を成功に導く秘訣
デメリットや難点を補い田舎起業を成功に導くために、以下の3点について押さえておきましょう。
①ITを積極的に活用する
田舎起業を成功に導くための秘訣の一つとして、ITの活用が挙げられます。
ZOOMやSlack、Chatworkなどオンラインビジネスツールを積極的に活用することで場所を問わず働けるだけでなく、遠距離にいる顧客を対象にサービスを提供する、オンライン上で取引先を見つけることも可能です。
クラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングサービスも、場合によっては売上を補填してくれる存在になるかもしれません。
また、都市部の顧客を捕まえてリモートでサービス提供できれば、都市部の単価で仕事が出来る可能性もあります。
②地域のニーズや特色を理解する
また、その地域のニーズや特色を理解し事業に付加価値をつけることも他社との差別化を図り、収益につなげる上で非常に重要です。
特産品や名産品の販売、観光に関する事業など、都市部の会社には決して真似できないユニークな事業を展開することで社会の注目を集めることもできます。
③地域住民との繋がりや人脈を大切にする
たとえ事業に直接的な関係がない場合でも、地域住民との繋がりや人脈を大切にしましょう。
特に都市部から地方へ移住し事業を始める場合、生活の基盤を築くだけでも苦労することがあり、地域住民の協力やアドバイス、支援は欠かせません。
人脈を築くことで意外なところからビジネスチャンスが舞い込んでくることもあります。
【参考】マイクロ法人とは?個人事業との違いやメリットを徹底比較!
まとめ
田舎起業で始められるビジネスはアイディア次第で無数にあります。
その地域の特色を理解し事業に付加価値をつけること、ITを活用すること、そしてコミュニティを大切にすることが強みを最大限に活かし成功につなげる秘訣です。
地域の市場調査や分析など十分な情報収集をした上で事業を進めていきましょう。