AIDAの法則を聞いたことがあるでしょうか。
これは昔からマーケティングやコピーライティングで使われている法則・フレームワーク。
社長・起業家はもちろん、Webマーケッターやコピーライターにも必須の法則です。
この記事では、マーケターならぜひ押さえておきたい、AIDAの法則について解説します。
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AIDAの法則とは?
AIDAの法則は、アメリカの広告業界のトップに君臨したとされるセント・エルモ・ルイス氏が1898に提唱した法則です。
消費者が広告を確認してから商品・サービスを購入するまでの心理的な流れを示したもの。
- Attention
- Interest
- Desire
- Action
それぞれ英単語の頭文字となっています。
これは、「消費行動の仮説」に関する最初のマーケティング理論でもあります。
AIDMAやAISASなど、AIDAの法則を基礎として時代に合わせて様々な法則が作られました。
マーケティングはもちろんのこと、LPやセールスコピーの流れもAIDAの法則になっていることが多いのです。
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AIDAの法則を詳しく解説
ここからは、AIDAの法則をそれぞれ詳しく見ていきます。
Attention(注意)
まず、顧客、見込み客が注目する段階です。
私たちは顧客・見込み客の注意を引き、商品やサービスの存在を知ってもらうことを目的として施策を打ちます。
例えば、具体例として、
- バナー広告の画像
- ヘッドライン
- キャッチコピー
- 動画のサムネイル
などが該当するでしょう。
これは、最初にして、かつ、かなり大きな壁。
アイディアが問われることも多いフェーズです。
派手だったり、奇抜だったりするテレビCM・YouTube広告があるのは、それが注意を惹く段階の施策だからです。
まず、見込み客・顧客の注意をどうやって引くか?を考えましょう。
Interest(興味)
次に、見込み客が興味を持ち始める段階。
私たちは商品やサービスへ興味・関心を持ってもらうための活動を行います。
この段階になってから、
- 商品のベネフィットを伝え始める
- ストーリーを話す
- 問題提起を行う
などして、「私に関係ありそう」と興味・関心を持ってもらいます。
例えば、ヘッドライン、書き出し(リード文)などが、Interestに当たります。
Desire(欲求)
その次が、見込み客・顧客の頭の中に商品・サービスに対しての欲求が生まれてくる段階。
興味を喚起した次のステップとして、欲求を刺激して引き出すための活動やアクションを取ります。
- 商品のベネフィットを伝える
- お客様の声や保証を伝える
- 実際に試してもらう
といった施策から欲求を強化しましょう。
具体例としては、商品のベネフィット・USPを伝える部分、事例、試食などがあります。
Action(行動)
最後に、見込み客・顧客が購入のために動く段階です。
この段階に来たら、
- 購入を後押しするような情報を提示する
- 適切なオファーを行う
などして、購入を促しましょう。
- 実際にどうやったら購入できるのかを示す
- 期間限定のオファーを行う
などして、購入に促すと良いです。
具体例としては、
- 期間限定の割引(タイムセール)
- 購入方法の提示
- 品質保証・返品保証
などがあります。
AIDAの法則を活用するコツ
最後に、AIDAの法則を充分に活用するコツを解説します。
それぞれの施策がどの役割を満たしているか把握する
マーケティングの流れをAIDAの法則に沿って作ると、効果的な施策になります。
それぞれの施策には繋がりがあります。
どれがどの役割を果たしているのか?を考えてつなげましょう。
例えば、
- バナー広告 → Attention
- LP → Interest
- ステップメール → Desire
- セールスレター → Action
といった具合です。
実際は、1つの施策が複数の役割を果たすこともあるでしょう。
複数の施策が1つの段階を満たすこともあります。
例えば、LPで直接販売する場合、Interest・Desire・ActionをすべてLPが担うことになるでしょう。
- 流れに沿っているか?
- 漏れがないか?
をしっかり確認してください。
Attentionに力を入れる
「全部をうまくやるのは大変」と思うかもしれません。
そんな時は、Attentionを優先しましょう。
もちろん、全体が整っているのが理想ではあります。
しかし、注意が引くことができなければ、後の施策が良くても無駄になってしまいます。
まずは、Attentionに注力するようにしましょう。
AIDAの法則でマーケティング・セールスを効果的に
この記事では、AIDAの法則を解説しました。
古典的ですが、人の購買心理の原理原則は今も変わりません。
現在でも十分通用する法則なので、ぜひマスタ―しましょう。