Facebook広告は、小額の予算から始められるネット広告です。
何より魅力的なのは、ターゲティングの精度の高さ。
効率的に広告を打てるということで、個人の起業家から企業まで幅広く活用しています。
このページをご覧のあなたも、「使ってみたい!」と思っているのではないでしょうか?
しかしながら、「どんな感じで出稿すればいい?」と悩むこともあるかもしれません。
自己流で安易に作成してしまうと、成果がいまいちになってしまうことも。
かと言って、プロに外注する予算もなく、自分で作らねばならないことも多いでしょう。
そんな時に役立つのがFacebook広告ライブラリです。
このサイトでは、出稿されているFacebook広告をキーワードで検索して、閲覧することができます。
他社事例を研究することで、どのような広告を作ればよいか、大いに参考になることでしょう。
ここでは、Facebook広告ライブラリの使い方や活用方法について、見ていきましょう。
【参考】Facebook広告ライブラリ(リンク)
【参考】今さら聞けない?Webマーケでよく聞く「CPA」とは?
Facebook広告ライブラリとは?
Facebook広告ライブラリとは、Facebookに出稿された広告が無料で閲覧できるWebサイトです。
本来の目的は、広告の透明性を利用者に示すこと。
しかし、競合他社のFacebook広告やLPを閲覧できるため、これからFacebook広告を出したい起業家や広告運用者にも重宝されています。
ライバルとは違うアプローチで広告を出稿したい!
どんな感じで広告を作っていいかわからないから参考にしたい!
そんな方にはおすすめです。
Facebook広告ライブラリの使い方
一部の広告を除きFacebookへのログインは不要で、誰でも自由に閲覧できます。
検索方法は非常に簡単で、国と広告カテゴリ(すべてか社会問題、選挙または政治関連)を選んでキーワードを入力するだけ。
キーワードに関連した広告が検索結果に出てきます。
出稿されている広告の数が多く、広告としてビジュアルだけでなく、その先のLPやWebページも閲覧可能。
また、検索結果ではフィルター機能で広告主や出稿先で、広告を絞り込むこともできます。
Facebook広告ライブラリの活用方法
ここまで、基本的な使い方を解説しました。
非常にシンプルですよね!
では、Facebook広告ライブラリはどのように活用するのが良いのでしょうか?
ここからは、具体的な活用方法をお伝えします。
おすすめは競合リサーチ
最も効果的な活用方法は、競合のリサーチです。
あなたのビジネスに関連したキーワードを入力することで、競合が出稿している広告を一覧で見ることができます。
あなたのライバルがどんなアプローチで商品を売っているのか?
どのようにリストを獲得しているのか?
他社の戦略を見極めることで、あなたのアプローチも決まっていくでしょう。
同じような商品・サービスであっても、訴求点をズラした広告にするだけで、競争せずに売れることもあります。
構成やデザインも分かるので、どんな感じで出すと良さそうかも把握可能。
Facebook広告単体だけでなく、LPも参考にすることができます。
Facebook広告ライブラリで、効果的なライバルリサーチを行いましょう。
他のジャンルの広告からアイディアを得る
同業他社だけでなく、他業界の広告からヒントを得ることも可能です。
他業界でのアプローチが、自分たちのビジネスで効果的に作用する事例は多くあります。
広告の事例ではないですが、例えば、車に乗ったまま商品やサービスの提供を受けられるドライブスルーは飲食店のイメージが強いかもしれません。
しかし、これは元は銀行のサービスとして始まったものです。
このように、他の業界で当たり前の方法が、自分たちの業界では斬新で画期的になることもあります。
様々な広告を見ることは、それだけであなたのビジネスに関する知識やスキルを伸ばすことも繋がるでしょう。
Facebook広告ライブラリから参考にするときのポイント
最後に、Facebook広告ライブラリから広告やLPを参考にする時のポイントをお伝えします。
丸パクリ(完全コピー)はNG
ライバルが出している広告を丸パクリするのは、当然ですがNGです。
見込み客や顧客からの信用を失ってしまうかもしれませんし、トラブルになる可能性もあります。
表面的な部分を真似るのではなく、
「なぜこのような画像を使っているのか?」
「どうしてこのフレーズを使っているのか?」
など、背景にある部分を考えて、自分のビジネスに落とし込むようにしてください。
うまくいってない広告を参考にするのもNG
優秀なマーケターやコピーライターと言えど、必ず成功するプロモーションや広告を出せるわけではありません。
実績のある企業・個人の広告であっても、失敗していることの方が多いと言われます。
イケている会社・個人だからと言って、安易に参考にしてしまうのは禁物。
あなたも同じように失敗する可能性が高くなってしまいます。
参考にするのは、「うまくいっている」広告です。
成果が出ている広告を参考にすれば、 あなたが成果を出せる可能性も高くなります。
では、「うまくいっている広告」を見極めるにはどうすれば良いのか?
それは、同じ広告主で、かつ、同じような広告がたくさん出ているケースを見るのです。
その広告は、うまくいっている可能性が高いと言えます。
成果が出ているから、量産して刈り取りをしているんだなと見るのです。
そうすると、何を参考にすべきかは自ずと明らかになるはず。
参考にすべき広告やLPを、的確に見極めましょう。
Facebook広告ライブラリで成果が出やすい広告を作る
この記事では、Facebook広告ライブラリの使い方や活用方法についてお伝えしました。
広告をいきなりゼロから作るのは、外れるリスクも高く、おすすめしません。
「守破離」とあるように、最初は成功してる広告を参考にして作れば、成果が出やすいLPやFacebook広告を作成して売上を伸ばすことが可能です。
Facebook広告ライブラリの広告やLPを参考にして、効果の出る広告を作りましょう。