CV率アップにも繋がることが期待されている、マンガLP。
やってみたいけど、
「外注費が思ったより高い…」
「マンガを作れる人材は社内にいない…」
「スキルがある人を探すのは大変…」
と、悩んでいませんか?
そんな時は、Canvaで自作してしまうのも手です。
Canvaを使えば、イラストスキルが無くてもマンガLPを作れます。
この記事では、
- マンガLPをザックリと解説
- Canvaで作成する3つのメリット
- Canvaでマンガを製作する方法
- Canvaで作ったマンガの実例公開!
についてお伝えします。
【参考】Canvaとは?バナー外注不要に?無料で使えるデザインツール
マンガLPとは?
マンガLPとは、マンガをページ内に挿入しているLP(ランディングページ)のことです。
通常のLPと違い、マンガなので親しまれやすく、読まれやすいのが特徴。
ガッツリとしたストーリーものから、4コマ、2コママンガを冒頭のみで掲載するなど、業種や業界、販売する商品に合わせて様々なパターンがあります。
LPは普通でも、マンガ風の広告バナーにして注意を引いているケースもあります。
また、LPではないコンテンツ記事でも、マンガを使っている場合も。
マンガの技術自体、ビジネスで幅広く使われているのです。
【参考】【サンプル付】Canvaで簡単にYouTubeショート動画を作る!
CanvaでマンガLPを作成する3つのメリット
そんなマンガLPですが、Canva以外にもデザインツール自体はたくさんあります。
その中で、Canvaを使うメリットはあるのでしょうか?
それでは、Canvaを使ってマンガLPを作るメリットについてご紹介しましょう。
1. 速く、簡単に作れる
まず、Canvaを使えば素早く簡単に、マンガを制作できます。
ドラッグアンドドロップといった直感的な操作で、マンガを制作可能。
複製やサイズ調整も、ワンタッチで作れます。
効率良くマンガLPを制作できますよ。
2. 素材が豊富
次に、使える素材が豊富です。
Canvaには、制作に役立つ素材がたくさんあります。
イラスト素材はもちろん、写真やテンプレートなどをほぼ制約なしで利用可能。
マンガLPに欠かせない吹き出しも、かなりの数がそろっています。
これらの豊富な素材を組み合わせれば、イラストが書けなくてもマンガLPが自作可能です。
3. 安価で作れる
最後に、制作コストが安いということです。
無料から作ることができ、有料でも月額1500円とかなり安価。
使いやすいため、時間的なコストも軽減されます。
Canvaを使えば、外注費やツール代に高額な初期投資は必要ありません。
【参考】Canvaの使い方!スライド資料も作れるツールを使い倒す!
CanvaでマンガLPを作成するデメリット
ただ、デメリットもあります。
厳密には、マンガ”風”
CanvaでマンガLPを作る場合、写真やイラスト素材に吹き出し素材を付けることになります。
そのため、厳密にはマンガではなく、マンガ”風”となります。
どうしても一般的なマンガにしたい場合は、マンガ風のイラストだけ外注して、Canvaにアップロードして編集するのがオススメ。
ページの読み込み速度が遅くなる
また、ページ内の画像が増えるので、ページの読み込み速度が遅くなりがち。
そのため、
- PNG形式にする
- サイズを圧縮する
などで、データ量を軽くする必要があるでしょう。
【参考】CanvaProのここが凄い!無料期間に試すべき機能5選
Canvaでマンガを制作してみよう
次に、Canvaでマンガ風の画像を作成する方法を解説します。
今回解説する方法で、例えば、以下のようなマンガを作ることが可能です。
ストーリーを決める
まずは、大まかなストーリーを決めます。
LPの成果は、ストーリーで決まると言っても過言ではありません。
全部自作する場合、冒頭部分だけを2~4コママンガで作るのをおすすめします。
一例ですが、
- 1コマ目:問題提起、注意を惹く要素
- 2コマ目:テーマの説明
- 3コマ目:内容の深掘り
- 4コマ目:後押し、実例など
という感じで作ると伝わりやすいマンガになるでしょう。
ただ、これらの要素は
- LPのどの部分でマンガを使うか?
- どんな商品・サービスを売るのか?
で大きく変わります。
今回は、以下の記事をもとに、「”CV率”という言葉を簡単に振り返る4コママンガ」を作成します↓
Canvaでマンガを制作する
ここからは、マンガの制作方法について解説します。
まずは、サイズ設定をしましょう。
おすすめは、正方形です。
正方形だと、スマホから閲覧しても読みやすくなります。
そして、1ページ=1コマと考え、複製でコマ数を増やします。
それぞれに名前を付けておくとわかりやすいです。
後は、あらかじめ決めたストーリーに沿って、素材を組み合わせていきましょう。
制作をスムーズに進めるには、素材検索を上手く活用してください。
例えば、今回の例だと最初のコマで、写真素材の男性が「CV率って何だっけ?」と考え事をしています。
この場合、「疑問」「悩み」「考え事」という言葉で素材を検索すると、伝えたいことに合わせた素材が見つかりますよ。
吹き出し素材を使って、会話や悩みを表現。
背景は、写真か単色にするとデザインスキルが無くても見やすいデザインになります。
また、人物写真を背景にして切り抜きを調節すると、効率よく制作できますよ。
フォントは、伝える内容や相手、使っている素材によって変えるとわかりやすいです。
例えば、今回の場合、黒板の箇所では手書きに近いフォントにしています。
【参考】LP(ランディングページ)とは?概要と作成ツール3つを紹介
CanvaでマンガLPを作るコツ
最後に、CanvaでマンガLPを作るコツをお伝えします。
まず、Canvaで作る場合、素材の組み合わせが非常に重要です。
素材が嚙み合っていないと、ちぐはぐになってしまいます。
検索を駆使して、伝えたいことに合わせた適切な素材を活用しましょう。
また、何をどの順番で伝えるのか?という、ストーリーの流れがかなり重要です。
これは、通常のLPでも変わりませんよね。
どんなに見た目が良くても、流れが適当なら伝わりません。
なので、
- ストーリーだけでも外注する
- AIDAなどのフレームワークを活用する
といった方法で、ストーリーを作りましょう。
マンガLPをCanvaで作る
この記事では、マンガLPをCanvaで作る方法を解説しました。
LPと聞くと、私たちは文章力だけで何とかしがちです。
ですが、本来の目的は反応を取って、売上に繋げること。
これからは、文字だけに頼らずにメッセージを伝える工夫が必要になってくるでしょう。
マンガLPはそんな方法の1つです。
まずは、無料から使えて使いやすいCanvaで作ってみましょう。