すっかり私たちの生活に定着した、SNS。
この流れを受けて、個人のタレント化・セルフブランディングの傾向が強まっています。
一般人から、芸能界等を介さずに、タレントのようになった例もご存じでしょう。
有名なのは、YouTuberや、VTuber。
競争が厳しい世界でありながら、多くのお金を稼いでいる人もいます。
そんな中、「音声配信」が注目されていることはご存じでしょうか?
これは、副業としても、セルフブランディングの手法としても有効だと言われています。
この記事では、そんな音声配信のメリットや始め方、コツ、おすすめのプラットフォームをお伝えします。
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音声配信とは?
音声配信とは、文字通り、トークや雑談、歌などの音声を配信する活動のことです。
「個人で配信するラジオ番組」のようなイメージかもしれません。
これまでは、個人がラジオ番組を配信することは容易ではありませんでした。
しかし、最近、音声配信を個人で気軽に始められるサービス、プラットフォームも増えてきています。
そして、プラットフォームによっては収益化もできます。
これを、副業、更には本業にして稼いでいる人もいます。
他にも、音声配信を活用して、自身のビジネスへの集客・ブランディングに活かしている人もいます。
音声配信が人気の理由
「動画がすでに流行っているのに?なぜ音声配信が人気になってきているの?」
そのように疑問に思う人もいるかもしれません。
確かに、動画の方が、文字や画像、音声よりも短時間で多くの情報を取得できます。
しかしながら、音声ならではの「ながら聴き需要」があるのです。
例えば、動画の多くは画面を見る必要があります。
しかし、音声配信なら、通勤や通学時にスマホをポケットに入れながら聴くことができます。
多忙な現代人には有効なメディアと言えるでしょう。
また、動画よりデータ量が少ないので、通信量を抑えることができるのも魅力。
また、はっきりとしたデータがあるわけではありませんが、テレワーク中のBGMとしての需要も増えたのではないか、と言われています。
動画だけでは満たせない部分を音声配信が補えたことが、音声配信が人気になっている理由と言えるでしょう。
音声配信を始めるメリット
そんな音声配信ですが、今始めるメリットもあります。
1. 今、市場が伸びているから
お伝えした通り、音声配信は、大きなトレンドになっていて、市場が伸びています。
そして、音声配信だけでも、プラットフォームがたくさん出てきているのです。
伸びている市場の波に乗ると稼ぎやすいことは、これまでの副業や起業の傾向からも見てとれます。
また、今は個人が個人に対してお金を払う習慣が少しずつ定着してきているので、配信アプリ内のアイテムを貰って稼ぐことも夢ではないでしょう。
2. 発信のハードルが低い
得意不得意の差はあれど、動画より簡単に配信ができます。
やることと言えば、マイクに向かってひたすら喋るだけ。
人によってはブログやKindle本より簡単かもしれません。
Liveなら、編集する必要もありません。
もちろん、喋るのがどうしても苦手という人には向いてないかもしれません。
しかし、それ以外のハードルは比較的低いです。
このように、手軽始めることができてトレンドに乗れるのが音声配信のメリットです。
音声配信のデメリット
とはいえ音声配信には無視できないデメリットも存在します。
1. 競争が激しくなりつつある
音声配信は、その手軽さから多くの発信者が出てきています。
ということは、競争が激しい市場で、自分の発信を聞いてもらわないといけません。
音声配信で稼ぐには、この競争を乗り越えるメンタルや戦略が必要になります。
しっかりとプランを考えて、コツコツ継続して配信する必要があるでしょう。
2. プラットフォームに左右される
音声配信のプラットフォーム自体も競争が激しくなってきています。
今後、規約や報酬体系も変わる可能性があります。
そうなると、プラットフォームの動向次第で、
「稼げるかどうか?」が左右されてしまうでしょう。
また、「貰った有料アイテムのうち、どれくらいもらえるのか?」という報酬の割合や「どんな配信がOKか?」という規約も異なりますし、今後変わってくる可能性があります。
配信を始める前にしっかりと調べる必要があるでしょう。
【参考】副業Webライターを始めたい!最低限揃えたいツールは
音声配信を始める3つのステップ
ここでは、具体的に音声配信を始める3つのステップをお伝えします。
ステップ1:音声配信のテーマを決める
まずはあなたの配信のメインテーマを定めましょう。
テーマが定まっていると、リスナーを集めやすくなります。
配信テーマには主に2つの方向性があります。
- 自分の日常や考え方などパーソナリティを出す方向性
- 趣味や仕事の専門分野など、内容を特化させるという方向性
の2つです。
当然ですが、継続しなければ稼げません。
続けやすい方を選ぶのが大切です。
ステップ2:音声配信の準備をする
思い立ったらすぐできるのは音声配信の魅力。
しかし、しっかりとリスナーを惹き付けたい場合は、それなりの準備が必要。
まず考えるべきことは次の2つです。
プラットフォームの選定
1つ目がプラットフォームの選定。
- コンテンツの種類(録音・Live)
- ユーザ―の属性
- 規約
- 報酬システム
が異なるので、しっかりと調べましょう。
規約違反にならなければ、複数で配信することも可能です。
マイクの準備
2つ目が、マイクの準備。
良くも悪くも、音声配信は音がすべて。
音がひどければ、どんなに内容が良くても聞いてもらえません。
最近のスマートフォンのマイクは性能が良いので、もしかしたらスマホのマイクで十分かもしれません。
しかし、本腰を入れてやる場合は、マイクとパソコンで、配信環境を整えた方が良いでしょう。
ステップ3:プラットフォームに登録して音声配信開始
準備ができたら、選んだプラットフォームに配信者登録をして、配信を開始しましょう。
まず最初は、自己紹介がおすすめです。
コツコツ、地道に継続していくことが重要です。
【参考】Baseでコンテンツ販売をして、お手軽に開業する方法
おすすめの音声配信プラットフォーム3選
ここまでで、音声配信の特徴や始め方について解説してきました。
最後に、おすすめの音声配信プラットフォームを3つご紹介しましょう。
spoon
韓国発の音声配信プラットフォームです。
プラットフォームに所属している配信者の、アイドル性・タレント性の高さが特徴。
- 自分自身をコンテンツにするパーソナリティな配信
- 歌や音楽などの専門的なエンタメ系のスキルを使う配信
が向いています。
投げ銭を貰って稼ぐことが可能です。
Voicy
ビジネス系に特化しているプラットフォーム。
著名なインフルエンサーも数多く在籍しています。
ビジネスで成功したい意識が高いリスナーが多いのが特徴です。
収益体制やスポンサー制度が充実しているものの、発信には審査が必要になります。
しかし、その分、競争になりにくく、 審査を通過すれば一定のポジションを獲得することができます。
- 専門知識やスキルを使った配信をしたい
- ビジネス知識を活かして本気で稼ぎたい
といった人向けのプラットフォームと言えるでしょう。
起業家や社長として自分を有名にしたい人にもおすすめです。
Apple Podcat
Appleの音声配信プラットフォームです。
RSSフィードが作られ、幅広く音声を届けられるのが特徴になります。
ただ、投げ銭などの機能がないので集客として利用したい人向けです。
https://apps.apple.com/jp/app/apple-podcasts/id525463029
音声配信プラットフォームで自分のラジオ番組を持つ
この記事では、音声配信で稼ぐ方法について解説しました。
情報発信の中ではハードルが低いですが、その分競争も激しいのも事実です。
ただ、声や話す内容に自信がある、喋りたい人にはおすすめの発信手段・稼ぎ方と言えます。
興味がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。