ジョブカフェとは?受けられる支援やサービス、使うメリット

「天職」と呼べるものに出会える人は幸せです。

「自分もいつか天職と呼べるものを見つけたい。。」

そう思っている人は少なくないのではないでしょうか。

しかし、皆が必ず天職に出会えるわけではありません。

また、黙っていたら向こうからやってくるものでもありません。

自分で見つけなければならないのです。

しかし、

  • 自分に合った仕事がなかなか見つからない
  • 就職に不安がある

このような悩みを抱えている方も少なくないはず。

そのような方は、ぜひお住まいの近くにある「ジョブカフェ」を利用してみましょう。

「言葉だけは聞いたことがある」という人もいるかもしれません。

今回は、ジョブカフェ概要や他の就労支援施設との違い、利用のメリットについて詳しく紹介します。

【参考】実はブラック?転職サイトの求人の危険フレーズ3つと回避策

ジョブカフェ

 

ジョブカフェとは?

ジョブカフェとは、主に若者の就労支援、自立を促すための各種サポートを行う施設を指し、正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」です。

所在地は主に各都道府県の県庁所在地。

ちなみに、各自治体によってそれぞれ名称が異なります。

例えば、

など、親しみやすい名称となっています。

 

ジョブカフェで受けられるサービス、支援

施設によってサービスの内容は若干異なります。

しかし、ジョブカフェでは、就職までに必要なあらゆる支援、サポートを基本的に無料で受けることができます。

例えば、

  • 求人情報の検索や紹介
  • 適職診断
  • 就労相談
  • エントリーシートや履歴書など必要書類の作成に関するアドバイスや指導
  • 模擬面接

など、手厚い支援が用意されています。

その他にも、

  • 情報収集や必要書類を作成するためのパソコンを持っていない人への端末貸し出し
  • 職場での人間関係や転職、キャリア形成に関する相談

に対応している施設もあります。

また、求職者向けのサービスだけではなく企業向けの各種支援も行なっています。

例えば人材確保や採用に関する支援など、求職者と企業をつなぐ仲介者的な役割も果たしています。

【参考】みなし残業=ブラック?導入している企業に応募の際の注意点

 

他の就労支援施設との違い

それでは、ジョブカフェと他の就労支援施設との違いについて見ていきましょう。

 

ジョブカフェとハローワークとの違いは

ハローワークは、国によって運営されている就労支援施設です。

正式には「職業安定所」と呼ばれています。

35歳未満の若者を対象とした「わかものハローワーク」という施設もあります。

しかし、一般的なハローワークには年齢制限がなく、全ての求職者が対象となります。

  • 求人情報の提供
  • 就労相談

など基本的なサービスに加え、

  • 失業給付金関連
  • 雇用保険関連

の手続きをするための窓口としての機能もあります。

ハローワークとジョブカフェを混同している人もいますが、両者は異なるので注意が必要です。

 

ジョブステーション

ジョブステーションも、国が運営している就労支援施設の一つです。

ジョブカフェ同様、様々な支援を行っています。

ジョブステーションは、幅広い層が対象であることが特徴。

  • 就活中の学生
  • 子育て中の主婦
  • 高齢者

などを対象に、それぞれの世代やライフスタイルに合った支援やキャリアカウンセリングを実施しています。

 

地域若者サポートステーション

地域若者サポートステーション、通称「サポステ」は、国が委託したNPO法人が運営している施設です。

主に、15歳~39歳までを対象としています。

コンプレックスや持病、その他働きたいけどやむを得ない事情で仕事が見つからない方、悩みを抱えている方の支援を行います。

例えば、

  • キャリアコンサルタントなど専門家との相談
  • コミュニケーションの訓練
  • ビジネスマナー取得のためのセミナー
  • 就労体験の実施

などが挙げられます。

【参考】失業給付金とは?損しないように知っておくべき貰い方と種類

 

ジョブカフェを利用するメリット

次に、ジョブカフェを利用するメリットについて見ていきましょう。

 

就職に関する手厚い支援を無料で受けられる

特に職務経験が無い方、ブランクのある方が一人で就職するのは大変。

まず何から始めたら良いか分からない、というケースも多いことでしょう。

ジョブカフェを利用することで、就職に関する知識が全くない方、不安を抱えている方でも安心して必要な準備を整えられます。

また、採用後のアフターフォローまでの手厚い支援を無料で受けられます。

 

企業との交流が図れる、マッチングが見込める

施設によっては、求人を出している企業と連携し、交流会や職務体験を実施しているところもあります。

それらイベントに積極的に参加することによって、ただ求人情報を眺めているよりも自分の適性やスキルを見極められます。

更に、企業関係者との交流が図れたり、マッチング率が高まったりすることもあります。

 

都道府県独自の求人が見つかることも

そして、ハローワークなど他の就労支援施設との一番大きな違いは、各地域に特化した仕事や都道府県独自の求人情報も提供していることです。

そのため、他の施設よりも求人情報の量やジャンルが多いと言えます。

自分がやりたい仕事、自分に合った仕事がより見つけやすくなるでしょう。

【参考】ポテンシャル採用とは?経験の浅い若手向け中途採用枠を紹介

 

まとめ

求人情報の検索や紹介など基本的なサービスに加え、就労相談や就活に必要なスキル、知識取得のためのセミナーの実施など手厚い支援が無料で受けられるのがジョブカフェの魅力。

特に初めて就活に臨む方や、精神的、経済的余裕がない方はジョブカフェを積極的に利用しましょう。

【参考】ハラスメントとは?知っておきたいこんなものまで「●●ハラ」

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