忙しい毎日。
日々の業務を効率的に捌きながら、結果を残していくためには、時間とタスクの管理は欠かせません。
今時のビジネスパーソンなら、手帳やWebのカレンダーツールにスケジュールを書き込む、Todoリストを作るなど、様々な工夫をして時間を管理しているかと思います。
しかしながら、手帳を使っても、カレンダーツールやToDoリストを使っても、うまく時間が管理できない人もいます。
そのような場合、
「それぞれの仕事にどれくらいの時間をかけているのかがわからない」
「把握したくても計測が難しく結局スケジュールが調節できない」
といった状態に陥っていることが多いのだそうです。
このような状態だと、優れたツールを導入しても上手に時間を活用できるようになるのは至難の業。
「作業毎に時間の見積もりができたらいいのに・・・」
そんな悩みを解決するのがToggl Trackです。この記事では、無料から使える優れたタイムトラッキングツールToggl Trackをご紹介します 。
Toggl Trackとは
Toggl OU、というエストニアの会社が開発・提供している、タスク毎の時間を計測・管理できるツールです。
時間管理ツールの中でも、ストップウォッチのように、タスクやプロジェクトごとに実際にかかった時間を計測するタイムトラッキングツールになります。
シンプルであるが故に使いやすい仕様で、普段何気なく行なっている業務に、実際どれくらいの時間がかかっているのかを明確にできます。
よって、使っていくうちに「この作業にはどれくらいの時間がかかる」というのがイメージできるようなり、計画を立てる際の精度が上がります。
一般的なビジネスマンにはもちろんのこと、日々多くのタスクを行う個人起業家や多くの案件を抱えるフリーランスに特におすすめしたいツールです。
Toggl Trackの使い方
次に、Toggl Trackの主な使い方と、使ってみた感想についてお伝えします。
実際に使って見ると、使い方は非常にシンプル。
タスク名を画面上部にある入力欄に入力してタイマー押すだけで、すぐに使えます。
ブラウザのタブには経過時間も出るので途中でどれくらい進んでいるかもチェック可能。
スマートフォンならバックグラウンドで計測することも可能です。
終わったらストップボタンを押せば、自動的に記録として残ります。
細かい初期設定や複雑な入力項目は一切ない、シンプルで使いやすいタイムトラッキングツールです。
ある程度タスクを計測したら、レポートや分析からこれまでの記録を閲覧できます。
1週間分の可視化されたグラフを俯瞰的に見て分析することが可能です。
一週間で、どんな作業にどれくらいの時間費やしたのか?
費やした時間が一目瞭然になるので改善点を見つけやすく、あなたのプランをよりよく調節することができるでしょう。
プロジェクトを設定して、タスクが連続する大掛かりな仕事もしっかり計測・管理することができます。
例えば、業務上で必要な書類作成なら業務作成をプロジェクトとして、リサーチ・情報の整理、企画・構成、ライティング、編集・提出、をそれぞれタスクとして設定することが可能です。
個々のタスクにかかる時間を測定できるため、プロジェクト全体の計画にとても役立ちます。
特に、繰り返し行う作業を計測・管理しておくと、その都度効率の良いプロジェクトに改善することができるでしょう。
Toggl Trackの料金プランは?
では、料金プランについて解説します。
Free
ずっと無料で使えるFreeプランには、
- タイムトラッキング
- プロジェクト単位のタスク管理
- 記録のエクスポート
等々、これだけでも十分に活用できる機能が揃っています。
Starter
Starterプランでは、機能が追加されより細かい分析ができるようになり、チームでの利用も可能になります。
料金は月額10ドルですが、年間で契約すると月額9ドルで利用することが可能です。
Premium
Premiumプランは、シングルサインオン、ダッシュボード機能の充実などより便利に使える機能が増えます。
価格は月額19ドル、年間契約で月額18ドルです。
まずはFreeプランで試す
個人利用を考えている起業家・フリーランスなら、まずはFreeプランから試してみるのが良いでしょう。
最初から複数のメンバーで利用する場合には、Starterプランを使ってみるのもおススメです。
タスクにかかる時間を正確に把握しよう
この記事では無料で使えるタイムトラッキングツールToggl Trackをご紹介しました。
日々忙しい中、効率よく仕事をするには時間やタスクのマネジメントは欠かせません。
自分の感覚も大事ですが、事実として数字を確認できると、その精度はぐっと上がります。
ぜひ、このツールを導入してあなたのタスクにかかる時間を正確に把握し、生産性をあげていきましょう。