PCで仕事をしていて、こんな悩みはありませんか?
- 実はタイピングが遅い…
- 速く文章を入力できるようになりたい!
- タイピングできるけど、肩や手が疲れる、痛む…
実は、これらの悩みを解消するツールがあります。
少し前から存在はしていたものの、最近ようやく精度が実用レベルになってきたツール。
この記事では、音声入力のメリットや使用上のポイントについてお伝えします。
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音声入力とは?
音声入力とは、パソコン等のマイクに向かって音声として話した言葉が、活字に変換される入力システムのことです。
昔は、誤変換も多く、実用的とは程遠い状況でした。
しかし、技術が発達し、今では精度高く、しかも簡単にできるようになっています。
文字を書く仕事である、Webライターやコピーライター達も、音声入力を活かしている人が少なくありません。
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音声入力を使うメリット
使用するメリットも、少なからずあります。
1. タイピングが遅くても速く入力できる
タイピングが遅くて悩んでいるなら音声入力を活用するのがおすすめです。
むしろ、タイピングよりも速く入力できるかもしれません。
タイピングのスピードと音声入力のスピードを比べてみましょう。
タイピングの場合、平均は日本語で1分60文字と言われています。
また、1分50文字で仕事に問題ないレベルとされ、80文字ならかなり速いと言えます。
一方、話す場合、人は1分300文字話すことができると言われます。
しかもこのスピードは早口ではなく、聞き取りやすいスピードで、300文字なのです。
つまり、普通に分かりやすく話すだけで、単純計算だったとしても、素早いタイピングより3倍以上速く入力できるのです。
話すのが比較的ゆっくり目だとしても、タイピングより素早く文章を作れる可能性が高いです。
2. 話し言葉で読みやすい文章になる
「タイピングで入力しているけど、文章がカタすぎる」
そのようにと感じている人にも音声入力はおすすめかもしれません。
音声入力で文章を作成すると、話し言葉に近い雰囲気になります。
そのため、案外読みやすい文章になり、読んでもらいやすくなるでしょう。
ただし、報告書向けには、向かないかも知れません。
しかし、スピーチの原稿や広報用の記事、ライターとして記事を書いている場合には、細かい工夫なしに読みやすい文章にできるでしょう。
3. 肩や手の負担が減る
当たり前ですが、タイピングだと、肩が凝ったり、手が痛んだりします。
こういった痛みは、仕事に集中できないくらいツライものですよね。
その点、音声入力なら、肩や手の負担を減らすことができます。
肩こりに悩んでいる人にとっても、音声入力は非常におすすめです。
4. 脳が刺激される
音声入力は見る・話す・聞く行為です。
これらの行動により、脳にあるそれぞれの言語中枢が活発になります。
そのため脳が刺激され、すらすらと書けたり、情報を思い出せるようになるのです。
脳の仕組みから見ても、生産性向上に繋がりやすいと言えるでしょう。
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音声入力をする時のポイント
ここからは音声入力をする時のポイントをお伝えします。
1. はっきりとしゃべる
早口すぎたり、小声で話すと上手く認識されません。
当然ですが、誤って入力されることもあります。
後で修正するとはいえ、なるべくその手間は減らしたいですよね。
少しゆっくりしても良いので、はっきりと話すようにしましょう。
多少遅くなってもタイピングよりは早いです。
2. 途中で編集しない
音声入力だと、たまに誤変換が起こります。
間違った変換が気になってしまうこともあるでしょう。
ですが、途中で編集すると音声入力でも遅くなってしまいます。
タイピングの時と変わらず、最後まで入力してから編集するのが効率的でしょう。
3. アウトラインは作っておく
音声入力の場合でも、全体の枠組み 、アウトラインは作っておきましょう。
大まかな流れも考えずに喋り続けるのは意外と難しいものです。
話すのが苦手な場合でも、アウトラインがあれば、迷うことなく入力することができます。
4. のどのケアをしっかりとする
タイピングから音声入力に切り替えると、肩の負担は減ります。
その代わり、喉が酷使されることになります。
ケアをせず声を出し続けると、喉が傷んでしまうこともあります。
そのため、頻繁に使用する場合は、のど飴などでしっかりと喉をケアしてください。
声優などは、お茶やはちみつで殺菌・ケアしているようです。
参考にしてみるのもよいかもしれませんね。
https://ha.athuman.com/pa/topics/list/topics/066103.php
【参考】TogglTrackを6ヶ月以上使って感じたメリットとデメリット
音声入力であると便利なツール
最後に、音声入力を実践するために必要なツールをお伝えします。
1. Googleドキュメント/Microsoft Word
- Googleドキュメント
- Microsoft Word
といった、広く使われている文章作成ツールには、予め音声入力の機能備わっています。
面倒な設定や追加の費用発生に煩わされることなく、すぐに使えるでしょう。
どちらも、入力や変換の精度も悪くないのでおすすめできます。
2. ワイヤレスピンマイク
服に取り付けて使う小さなマイクです。
もちろん、単に入力するだけなら、PC本体のマイクや、他のマイクでも全然OK。
ただ、ワイヤレスのピンマイクならマイクに顔を近づけたりする必要が無くより便利に入力できるでしょう。
音声入力でスピードアップ
本記事では音声入力のメリットやポイント、ツールなどをお伝えしました。
特に、タイピングが苦手という人にはかなりおすすめの方法です。
ぜひ、活用してみてください。