起業・副業の中でも人気のあるのがコンサルタント。
始めるときのコストは少なく高単価。
時間の融通が利きやすいビジネスです。
中でもITコンサルタントは需要が高く、人によっては稼ぎやすいビジネスと言えます。
この記事では、ITコンサルタントのメリットや稼ぐポイントを見ていきましょう。
【参考】副業から起業へ!段階を踏んだ起業のメリット3つと注意点3つ
ITコンサルタントとは?
まず、ITコンサルタントとは何か?について解説します。
そもそもコンサルタントとは?
まず、そもそもコンサルタントとは何か?について簡単におさらいしましょう。
コンサルタントとは、知識・スキル・経験を活かしてクライアントのビジネスなどをサポートする仕事です。
最近では、「お掃除コンサルタント」など、ビジネス以外の分野のコンサルタントも増えてきています。
ITコンサルタントとは?
そして、ITコンサルタントとは、「ITツールやシステムについてアドバイス、サポートして企業の課題を解決するコンサルタント」を指します。
海外では昔、CEO(社長)向けに、PCの基本的な操作をアドバイスするだけで、月30万円相当のコンサルティング報酬を受け取ることができていた時代もあったそうです。
流石に今はこの金額は難しいですが、需要とその価値は今でもあります。
特に近年は、テレワークの需要も高まってきています。
より一層、求められるコンサルティングビジネスと言えるでしょう。
ITコンサルタントは案外簡単?
また、「ITコンサルタント」と聞くと、高度なスキルが必要と思うかもしれません。
しかし、ツールの選定・導入だけなら、需要の高さに対して、必要なスキルの敷居は高くありません。
IT分野がそこそこ得意なら、稼ぎやすいビジネスです。
エンジニアやWebデザイナーなどIT、ツールに関わる仕事をしているのなら、分野を絞れば副業にもよいでしょう。
【参考】テレワークの導入検討、どうすれば?ポイントを基本から解説
ITコンサルタントになる3つのメリット
次に、ITコンサルタントのメリットについて解説します。
メリット1:急速に需要が伸びているので稼ぎやすい
今、ITコンサルタントの需要がかなりの勢いで伸びているとされます。
顕著なのがテレワークの導入です。
「テレワークしたいけど、その知識・スキル・経験がある人がいない」と悩んでいる会社・事業主は意外と多く、それだけ需要があります。
需要があると集客も楽ですし、報酬も高くなりやすいのです。
現在、ITコンサルタントは、コンサルタントの中でも比較的稼ぎやすいと言えます。
メリット2:必要なITスキルもそこまで高くない
「ITコンサルタントになりたいけど、スキルや知識が心配」という方は多いかもしれません。
しかし、実は、分野を絞ればそこまで高いスキルや豊富な知識は求められません。
ITの知識・スキルがエンジニアなどの専門職レベルで必要かというと、必要ではありません。
もちろん、あるに越したことはありませんが。
例えば、「ツールの選定や導入、運用の代行」なら、高いスキル・知識は必要ないでしょう。
驚きのITコンサルタントの事例
実際に見かけた例ですが、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の運用代行で月3万円を獲得している人がいました。
店舗の写真を撮り、文章や写真をアップロードするだけで、実働時間は半日に満たないそうです。
それでお金がもらえるの?と思う人もいるかもしれません。
しかし、社長や事業主の「IT化のためにツールやシステムを導入・運用したいけど、選ぶのが大変だし導入・運用も面倒くさい…そもそもツール関係よくわからない」という悩みが大きな知識差を生み、需要が高まっているのです。
また、ITツールの特徴として、ある程度は効果が約束されているとうのも魅力。
自分で開発した製品というわけでもないので、過度に責任を負う必要はありません。
このように、ITツールを扱うのが得意、操作するのが好きなら、ITコンサルタントで稼げる可能性は高いと言えるでしょう。
メリット3:継続しやすい
また、継続しやすいというメリットもあります。
ビジネスで使うツールやWeb関係の運用は単発でしょうか?
多くの場合、恐らくそうではなく、継続してサポートする必要があります。
なので、「コンサルティング+サポートで月額○円」といった形での契約も可能。
月額契約で継続されるということは、安定して稼げるということでもあります。
しかも、アドバイスとツールを操作するだけなので、実働時間はあなたが思っているより少ないはず。
なので、副業としても稼ぎやすいと言えます。
【参考】起業・副業を支援するビジネスは儲かる?その訳と事例を解説
ITコンサルタントとして稼ぐ3つのポイント
最後に、ITコンサルタントとして稼ぐ3つのポイントをお伝えします。
ポイント1:ITの知識より、活用方法を考えることが大事
ITの知識・スキルの専門性・深さより、それを使って「どうやって問題を解決するか?」が問われることが多いです。
コンサルタントは、アドバイスによって企業の課題を解決するのが仕事。
なので、「ITの知識やスキルに詳しいだけ」ではこの仕事はできません。
それより、知識やスキルをどう活用すれば課題を解決できるのか?を常に考える必要があるでしょう。
ポイント2:ビジネス、マーケティングの知識・スキルが必要
ITコンサルタントであるためには、ビジネス、経営、マーケティングの知識やスキルが、ITの知識やスキル、ツールの情報以上に重要になります。
ビジネスのためのIT活用なので、当たり前と言えば当たり前。
しかし、「ITが得意」というだけだと、この部分で苦労する可能性が高いでしょう。
逆に、ビジネスやマーケティングの知識がもともとある人の方が上手くいったりします。
ITだけでなく、マーケティングや経営の勉強も欠かさないようにしましょう。
ポイント3:情報収集は欠かせない
IT関連の環境やITツール、これらは日々進化します。
ある日、突然アップデートして、できることが大きく増える一方で、これまでのやり方が通用しなくなるケースもあります。
こういった情報を学び続けないと、コンサルタントとして稼ぎ続けることはできません。
常に勉強・リサーチを続けましょう。
【参考】脱サラ起業するなら30代がベスト?理由と失敗回避のコツ
ITコンサルタントになって稼ぐ
この記事では、ITコンサルタントのメリットや稼ぐポイントを解説しました。
コンサルティングビジネスの中でも、需要が増えているビジネスで、最初から深い知識と高いスキルは必要はありません。
ツールの知識なら、BISCUITの情報・ITカテゴリーにもたくさんの情報あります。
是非活用して、ITコンサルタントにチャレンジしてみてください!