就活生が嫌がる、採用活動で企業がやりがちな行為6選

人材不足がどこの業界でも深刻化している今の時代。

「人手が足りない」という言葉がどこの業界からも聞こえてきます。

そのような中、候補者からいかして好印象を持ってもらえるか。

そのための取り組みは企業に欠かせないことの一つです。

しかし、就活生が嫌がる行為を採用活動中にしてしまう会社が多いのも事実。

せっかく内定を出したのに、辞退されてしまっては元も子もありません。

また、労働基準法でNGとされている行為もあります。

ここでは、面接官必見、採用活動でやったらNGな、就活生が嫌がる行動の具体例と、対応策をそれぞれ具体例を挙げながら紹介します。

【参考】面接でのタブーな質問!一発アウトになる質問と行為

 

就活生が嫌がる

 

候補者からの印象は大切

今の時代、企業のイメージや印象はネット上ですぐに拡散されてしまうもの。

採用活動を始める段階から、候補者により良い印象を持ってもらえるように努めなければなりません。

特に面接、選考は、候補者にとってそこで働く人、企業の内情を垣間見るための場でもあります。

その際の接し方次第で、イメージがガラリと変わってしまうでしょう。

場合によっては面接官の態度や面接の印象が悪かったというだけで内定を辞退されてしまうこともあり得ます。

【参考】ハラスメントの事例集!知らないとヤバいリスク8選

 

就活生が嫌がる、採用活動で企業がやりがちな行為6選

それでは、採用活動時に企業がやるべきではない就活生が嫌がる行為について6つほど例を紹介します。

 

1、他社の悪口を言う

候補者の就活状況を知るために、他社併願に関する質問することがあります。

しかし、その際に他社の悪口を言うのは絶対にNG。

悪評やデマを言って他社の印象を悪くしても、逆効果になってしまうでしょう。

それだけで、面接官やその企業対するイメージがガタ落ちするのです。

他にどこの企業の面接を受けるつもりなのか聞くこと自体は問題ありません。

しかし、悪口を言ったり、進捗状況についてしつこく聞いたりするのは控えましょう。

 

2、高圧的な態度をとる

  • 候補者の対応力を見るため
  • コミュニケーション能力を図るため

など、意図があったとしても、難しい質問をしたり、高圧的な態度をとることは極力控えた方が良いでしょう。

実際にそのような面接を受けた人から、圧迫面接だ、ブラック面接だと思われてしまうことがあります。

優秀な人材であっても辞退されたり、悪い評判が広まったりするリスクも。

特に、圧迫面接の噂は、SNS等を通じてすぐに広まってしまいます。

 

3、アナログ過ぎる

最近では、Zoomなどを使ったオンライン面接を実施するところも増えてきています。

しかし、実施する側がそれらのツールをしっかり使いこなせてないと話になりません。

特にZ世代などの若者は、それらのITツールを使いこなせて当然と言った認識を持っています。

面接が上手く始められなかったり、面接の途中で助っ人を呼びに行ったりと、アタフタしたりする様子が様子が見えてしまうと、

「この会社大丈夫か」

と思われてしまいます。

事前に接続テストや周辺環境を整えておくのはもちろんのこと、しっかりと使い方について習熟しておく必要があります。

 

4、プライベートな話をやたらと聞き出す

  • 夜は何をしているのか
  • 休日は何をしているのか
  • 実家はどこで親は何をしているのか

など、「それ何か仕事に関係あるの?」というようなことをやたらと聞くのも就活生から嫌われる行動の一つです。

プライベート以外でも、ルール上直接聞き出せないようなNG質問をするのもダメです。

直接聞かず、遠回しにそのような話をするように仕向けるのも止めておいた方が良いでしょう。

嫌われるだけでなく、人権侵害だ、プライバシー侵害だと言って訴えられることもあります。

面接の質問に関しては、守らねばならないルールがあります。

それを厳守した上で節度ある質問ができるよう心がけましょう。

 

5、経歴や実績にダメ出しする

「そんなの皆できるし、やってるんじゃない」

「そんなの当たり前でしょ」

など、候補者の経歴や実績にダメ出ししたり、見下した発言をすることも絶対NGです。

たとえそう感じたとしても、一通り聞いて理解するだけに留めましょう。

相手が不快になるようなことをわざわざ言わないことも面接官に求められる行動の一つです。

 

6、結果が出るまでやたらと待たせる

スケジュール上、どうしても難しい場合もあります。

また、他の候補者の動向次第、ということも状況としてあり得ます。

しかし、合否の通知に時間をかけ、候補者を長く待たせてしまうことは避けるべきです。

2週間、3週間と待たせたり、どれくらいで結果を出すのか事前に通告しないことがないように。

可能な限り1週間ほどで結果を通知できるよう努力しましょう。

【参考】ダイレクトソーシングとは?「攻めの採用」成功のコツ

 

就活生が嫌がる行為を避けよう

認知度もあり、実績を収めているどんなに素晴らしい会社でも、面接時の対応が悪いと候補者からの印象は悪くなります。

特に、就活生が嫌がる上記に挙げた行為は何としても避けるべきです。

内定を辞退されたり人が集まらなくなったりする影響は大きいもの。

企業活動そのものにまで響いてくるのです。

就活生が嫌がる行動は、その場限りの話ではありません。

SNSでの発信も含めて、念頭に置いておく必要があります。

候補者に良い印象を持ってもらえるような採用活動ができるように日頃から心がけましょう。

【参考】【Interview】Z世代が就職したい会社とは?本音を聞いてみた(前編)Z世代の価値観と残念に感じる会社とは?

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