クラウドサーカスとは?無料で使える?内容や料金体系を解説
- 2021/5/21
- 情報・IT
最近、テレビのCMで良く見かけるCloud Circus(以下クラウドサーカス)。
どんなツールなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
誰でも簡単にWebマーケティングを無料から始められるということで、最近急速に認知度を伸ばしているツールです。
しかしながら、気になってはいるものの、具体的に何ができるのか、どのように使うのかが分からず
「具体的な事例は?」
「うちの会社も導入検討するべきか?」
と思っている方も多いでしょう。
この記事では、クラウドサーカスとはどんなツールなのか?
評判や事例、料金やおすすめ機能について解説していきます。
【参考】Hubspotとは?世界中で使われるWebマーケツールの評判は
クラウドサーカスとは?
まず、クラウドサーカスの概要についてご紹介します。
Webマーケティングをこのツール群で簡単に実践できる
クラウドサーカスは、クラウドサーカス株式会社が提供している、Webマーケティングを実践するために必要な機能がすべて揃ったSaaSツール群です。
これまで、Webマーケティングをやるなら様々なツールを個別に購入・導入して連携させる必要がありました。
例えば、
- メルマガの配信にはA社のメルマガ配信スタンドと契約
- ホームページ作成にはB社のホームページ作成ツール
- データベースの作成・管理にはC社のサービス
のように様々な会社やサービスと契約する、といった具合です。
そして、それぞれの使い方を個別に学びながら連携させる必要があり、ツールを活用しても中々成果につながらない、管理が煩雑になり余計に大変だったという声も多数ありました。
クラウドサーカスを活用すれば、Webマーケティングに必要な、連携が容易なツールを一気に揃えることができるので、簡単に使用でき、成果を出しやすくなるのです。
もちろん必要なツールだけを選んで使うこともできます。
クリエイティブな販促活動もできる
AR(= Augmented Reality、拡張現実)によるプロモーションや、デジタル資料の作成、オリジナルアプリの開発などクリエイティブな販売・プロモーションを専門的な知識・スキルが無くても行うことができます。
これらのプロモーションは、従来は専門的な知識・スキル無く行うことはほぼ不可能でした。
ノウハウがないならプロフェッショナルを雇うか、専門の企業に多額のお金を支払って依頼することが必要になります。
しかし、クラウドサーカスを活用すれば専門的な知識・スキルが無くても、ARによるプロモーションや資料の電子化などを行うことが可能になります。
【参考】Notionを無料で試す!話題のツールの使い方や価格体系を紹介
クラウドサーカスの評判は?どんな事例がある?
今、CMで知名度が伸びているクラウドサーカスの評判はどうなのでしょうか?
ネット上ではCMについての話題が多く、具体的な事例やシステムについての評判はあまり見かけません。
しかし、公式サイトを確認すると多数の導入事例を見ることができます。
例えば、クラウドサーカスの機能を活用して営業リストを最適化した結果、アポ獲得率が6.8%から11.9%にまで改善した事例や、製品カタログを電子化して提案をスムーズにしたケースなど、規模・業種問わず様々な導入例を見ることができます。
「リーズナブルでわかりやすい」「外注していたものが内製化出来た」といった声が多く、評判は上々と言えそうです。
【参考】Unbounceの評判や特徴は?素早くLPを作れるツールをご紹介
クラウドサーカスの料金体系は?無料で使える機能はある?
ここからは、クラウドサーカスの料金体系と、無料で使える機能についてお伝えします。
すべての機能を無料から始められるわけではない
「無料で気軽に始められる」とは言っても、全てのツールを無料で使い始められるわけではありません。
CMS・オウンドメディア構築ツールである「Blue Monkey」とデータベース構築ツール「Plusdb」に無料プランはなく、最初から有料となります。
しかし、それ以外のツールは無料で試せます。
マーケティングの自動化を実現する「BowNow(バウナウ)」や、スマートフォン用のLPを簡単に作れる「creca(クレカ)」など、起業時から、ある程度事業が軌道に乗った後まで活用できるツールが、無料から使うことが可能です。
パッケージプランは2種類
個別のツールを契約するのではなく、ツール「セット」として契約できるパッケージプランは、2種類存在します。
「Cloud CIRCUS for WEB」はWebマーケティングをこれから始める人向けで、オウンドメディア、データベース、メルマガ配信システム、を一気に揃えることができます。
価格は初期費用が10万円、月額費用が5万円です(いずれも税抜)。
「Cloud CIRCUS for Creative」は、電子ブックやアプリ運用など、デジタル技術を用いたビジネス用制作物を作ることができるセットパッケージです。
ARによるプロモーションや資料の電子化、ランディングページの作成などクリエイティブな活用をすべてカバーできます。
価格は初期費用が30万円、月額費用が15万円です。
両方のパッケージが必要な場合は、中小企業にとっては決して安い金額ではありません。
予算を見ながら慎重に決めるとよいでしょう。
ツールごとの契約も可能なので、ツール単体での契約も検討してみることをおすすめします。
【参考】Instapageの評判や特徴は?簡単にLP作成できるツールを紹介
まずはこの機能から!無料で使い始められるおすすめツール3選
無料で試せるツールから、おすすめのツールを3つご紹介します。
BowNow(バウナウ)
マーケティングオートメーションを実現するツールです。
見込み客や顧客との関係を作るメルマガ配信を効率化し、効果的な集客を実現、商談や商品の販売での成約率を高めます。
テンプレートもあり、直感的な操作で使えるのでこれからWebマーケティングを始めたい企業にはおすすめのツールです。
Creca(クリカ)
スマートフォンに対応した集客ページが欲しいと思ったらこのツールを試してみてください。
スマホ用のランディングページが作れるツールで、HTMLやCSSなどの専門知識が無くてもページが作成できます。
また、ランディングページと言うと広告を使うイメージがあると思いますが、SNSへのシェアや口コミ集客に特化したページが作れるので口コミで広めたい人にはおすすめのツールです。
Actibook One(アクティブック ワン)
営業資料や製品カタログを電子化して柔軟に活用したいと思ったことはありませんか?
このツールを使うことで、簡単に電子ブックやデジタルカタログを作ることが可能です。
紙のフリーペーパーを電子化して閲覧数を伸ばした事例もあり、資料の社内共有や営業の効率化に活かすことができます。
クラウドサーカスを使って、気軽にWebマーケティングを始める
この記事では、クラウドサーカスの評判や機能について解説しました。
「試しに使ってみようかな」と思えるツールセットで、しかも無料から使えるツールが豊富。
「これからWebマーケティングをしたいけど何から始めていいかわからない」という企業は金銭的なリスクを抑えながら始めることが可能です。
Webマーケティングの重要性は今後増してくると思われるので、興味のある会社は、検討してみてはいかがでしょうか?